映画「荒野の誓いHOSTILES」2017年制作

 憎む相手と交流するに従い相互理解が深まるというお話。1892年荒野の一軒家にコマンチ族が襲い掛かり、一家皆殺しを企てた。夫・子供三人が犠牲に、ただ一人生き残ったのが妻であり母親のロザリー(ロザムンド・パイク)。

 その地方の砦にはインディアン討伐に勇猛をふるったジョー・ブロッカー大尉(クリスチャン・ベール)がいた。「軍人は殺すのが仕事だ」と言って憚らない。そのブロッカー大尉にシャイアン族の首長イエロー・ホーク(ウェス・スチュディ)がガンで余命いくばくもないことから、故郷モンタナ州にある熊の渓谷まで護送する大統領令が発せられた。大尉はしぶしぶ受ける