連載:コンサート履歴

旧東京音楽学校奏楽堂で弦楽四重奏曲を聴く

クァルテット α 〜オケマンの室内楽!名曲に憧れて〜というコンサートを聴きに上野公園にある旧東京音楽学校奏楽堂へ出かけました。

今の藝大の前身の学校のホールは、日本で初めての本格的な音楽を聞かせる場所だったのだと思います。滝廉太郎・山田耕筰・三浦環が立った舞台だと思ってみると、感慨が深いです。

当時は上野の森の奥で静かな場所だったのでしょうが、今は街の騒音が通奏低音のように聴こえてくるので、音楽鑑賞には向かないかなと思いました。残響も1秒ないのでは?
ホールの窓はガラス窓で、木製の窓枠ですからそこから音が漏れこんで来るみたいです。カーテンは