連載:吾喰楽家の食卓

送り火の日の食卓

三泊四日の亡妻の帰省(お盆)は、無事に終わった。
子供の頃、迎え火と送り火は、家族全員で夕餉の前に行った記憶があるが、昨日の送り火は夕餉を済ませた後にした。
お盆の期間は、決して御馳走ではないが、手作りの献立を心掛けた。
買物へは行かず、二日続きの冷蔵庫整理になった。

朝餉は、前日に続き素麺を食べた。
おかずは、三連の器に残り物(蒸し鶏・鮪そぼろ・蕪の甘酢漬)を入れた。
何れも、一度では食べ切れないほど作ったから、残り物ではなく作り置きが正確かもしれない。
蒸し鶏は食べ切ったが、ほかは此の先も続く。

昼餉は、冷凍保存しておいた、浅