「星の王子さま」を再び読んでみる

あれほど大切にしていたはずなのに、どうしても見つからなくなり、新しく買った絵本です。
この絵本は、人生に曲がり角が来た時に読みたくなる一冊でした。

この本に出合ったのは、大学時代の心理学教室です。
当時心理学者だった教授の一押しの本でした。

この絵本は当時は今ほど知られていなくて、訳も内藤 濯氏の一冊だけでした。
現在ではいろいろな人が翻訳していますね。

池澤 夏樹 訳 「星の王子さま」
第26章より

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そう言って彼はまた笑った。

「きみの悲しみが消えたと