連載:進歩の一歩

世界情勢がこうある理由 その2 バビロン捕囚-(126)

紀元前722年、北イスラエルは、アッシリア帝国に滅ぼされ彼ら10支族は、アッシリアに連行された。南ユダ王国は、紀元前586年にアッシリア帝国にとってかわって建国された新バビロニア王国に、攻められエルサレム神殿は、崩壊、南ユダ王国民の多くがバビロンに連れ去られた。これが、バビロン捕囚である。この新バビロニア王国もまたアケメネス朝ペルシア(今のイラン)に滅ぼされ、捕囚になっていた南ユダ王国の人々は、パレスチナに戻ったのは、紀元前538年だった。彼らは、ユダヤ人と呼ばれた。

その後、北イスラエルの土地も解放され、ペルシアの統治の下エルサレム神殿が、再建さ