連載:覚え書き

世界情勢がこうある理由 その3 新世界秩序 -(127)

第一次ユダヤ戦争の後60年が過ぎ、ユダヤ教の教師、指導者のラビ・アキバにより認められたバル・コクバ(星の子)が、救世主として認められた。救世主の出現で、ユダヤ人は、再び独立し、イスラエル王国を再建しようとする機運が高まった。

それで紀元後132年に第二次ユダヤ戦争が始まったものの、またもやローマ軍に阻まれ、135年にバル・コクバは、戦死、ラビ・アキバは、処刑され、58万のユダヤ人も戦死した。

ローマ人は、(ユダヤ」= 約束の地)という名の古代イスラエルの地名をペリシテ人にちなんで「パレスチナ」という名に変え、ユダヤ人を一掃してしまった。エルサ