「バアバ、どこ行くの?」
まただ、3回目。同じ事を繰り返す。
「バアバはおウチに帰るの」
「なんで?」
「バアバは自分のおウチがあるの。帰って金魚に餌をやったり、お花にお水をかけるんだよ」
お兄ちゃんとママが帰って来た。
「どこ行くの?」
「○○公園のプールに行ってたんだよ」
こちらは一回で済む。
今までは目の前にある世界しか認識していなかった弟クンは、ここではないどこかに違う世界がある事を認識していくようだ。
もう直3歳になる。大抵夢中になるマイブームがあり、今は「どこ行くの?」ともう一つ。
「ウンチ!」