連載:覚え書き

世界情勢がこうある理由(サラエボ事件2)その23-(151)

サラエボ事件が第一次世界大戦のきっかけになったのだが、その当該人プリンチプの事を掘り下げてみる。

彼は、セルビア国がハプスブルク家に隷属させられている(1878年以来オーストリア・ハンガリー帝国に統治され、1908年併合された。)ことに憤慨して、仲間の6人の高校生と大公を撃とうと決心して、黒手組から粗末な武器を受け取っていた。

彼の仲間全員が、行進中の大公を狙撃しようとして、失敗したが、偶然彼の前で車が止まったことで、ガブリロ・プリンチプが、計画遂行に至った。

彼は、犯行当時未成年だったので20年の懲役を宣告されて入獄し、サラエボ事件か