老害の人


   ~~~ 読書感想 ~~~

 老害の人  内館牧子  評価 ☆☆☆☆

双六やカルタの製作販売会社の前社長・戸山福太郎は、
娘婿に社長を譲ってからも現役に固執して出勤し、
同じ手柄話をくり返す。
彼の仲間も老害の人ばかり。
福太郎の娘・明代はある日、たまりかねて
腹の中をぶちまけ…。


老害は毒と薬の両面があるのは目から鱗でした。
内舘牧子さんの小説はテンポもよく、
読後感も良いので好きだなぁ。


実は新聞の広告で見たのかなぁ・・
『老害』という言葉が気になって
図書館に予約してあったのが数か月後に手に