何だか耳の奥がジーンとする。まさか!ほっぺが熱い。
体温計を脇に挟んだ。
「みなさーん、最強のバアバにはなれませーん。37:2℃!」
「とうとうバアバにも移ったか」
葛根湯飲んでから暫くしてまた体温計を挟んだ。
「わお!37:0!下がってるよ。○○クン、バアバがこのまま体温が上がらなかったら、最強のバアバって呼んでね」
「いいよォ」
サッと入浴して言った、
「バアバさ、上に行く」
久しぶりにパパがいる夕餉だ。家族だけで団欒した方がいい。
日中はお兄ちゃんの熱が高く、ぐったりして寝ていたし、ママは仕事から帰るとま