今日は何の日? 松尾芭蕉さんの330回忌:命日です・・・。

最後の句:旅に病んで夢は枯野をかけめぐる
『おくの細道』を兄・半左エ門へ届けるため書き上げて、手渡した秋の暮れ・10-12に大坂でなくなった。
大津・義仲寺埋葬を遺言したそうで、千名に近い人たちの告別式が行われたと聞いている。
目下、家族葬の昨今からすると多くの参列者が悲しみ涙を落したことが解る・・・。

さて、芭蕉が『おくの細道』で、涙を流した表現箇所は7カ所もある。
涙は悲しい離別が象徴である。江戸出立での離別の涙、飯坂温泉で佐藤庄司が旧跡で二人の嫁を慕う涙と続くが、多賀城碑・壷碑では、詩人として「疑いなき千歳の記念」に出会え、書き写した