連載:母に寄せて・・・

記憶が薄れゆく認知症の母へ・・・(大切な人への手紙)

いま私は2日に1枚、愛媛の母92にハガキを出している。
母が3年前にグループホームに入所してから始まった母への手紙。

大きめの字で、漢字にはふりがなをふって、そして毎回ハガキに写真を貼っている。
母と旅行した時の写真であったり、ひ孫の写真であったり。。
施設のスタッフが言うには、母はシルバーカー(手押し車)の中に私が送ったハガキを大事そうにしまっているそうだ。
その数500枚以上はあるだろうか。(笑)

「重いからタンスにしまいましょうよ」と声掛けしても、母は嫌だと言って離さないという。(笑)
そしていつも楽しそうに読み返しているそう