連載:紙上句会

双樹神戸句会10月例会上位句

私が所属しております双樹神戸句会の10月の作品集が届きました。兼題「すさまじ・当季雑詠」で各人5句、9名参加で45句を互選で競いました。上位句を掲載させていただきます。私は3位に入りました。

1位 すさまじや今日人間と会話せず (o.g)
[評]「すさまじ」の季語に、人にも合わず、電話もせず、一人で一日を過ごして作者の様子が窺える。

2位 雁(かりがね)や里に帰れば里の情 (h.m)
[評]リフレインが効いており、それがリズムを生んでいる。「里の情」の措辞も生きている。

3位 冷まじや離れをコロナ部屋として (一世)
[評]現在は