本多平八郎忠勝!君がいたからこのスパニッシュ様式の建物が残った!

 本多平八郎忠勝・・・徳川家康四天王の中でも最も武勇に優れた猛将として名を残し、本多氏の宗家としてその11代目からは徳川の故郷である岡崎藩を任され、その後子爵に叙された。華族となった本多家の18代目当主の弟の忠次は、世田谷に広大な土地を持ち、その敷地にこのスパニッシュ様式の洋館を建てた。

 外観や応接間・浴室や玄関などはモザイクタイルやステンドグラスで飾られ、庭からは三連の美しいアーチが見られる。また、シャンデリアには左官さんの手によるメダリオンも再現されている。

 一方、二階には畳の日本間が堂々と広がり、和風の空間として何の違和感も無く日本