大掃除に餅搗き



 子供の頃の年末の想い出は

 大掃除をする父母の事

 笹帚を作り 天井の煤払いをしていました

 父は手拭いを頭に締めて 母は姉さん被りだったかな

 土間に御影石の臼を引っ張り出し 家族で餅搗きをしました

 板に粉を振り 搗きたての餅を臼から移します

 それを千切って丸めます

 母の里では 搗きたての餅をすぐに柚子酢で食べるのが習慣だったそうです

 嫁ぎ先では その習慣がなく残念がっていました

 柚子の木もありませんでしたが

 大晦日にはラジオで 紅白歌合戦を聞き 年越しそばを食べます