金沢文庫特別展「廃墟のイメージ」に関する連続講座・・・「廃墟と古典文学」②~方丈記と徒然草

◎「金沢文庫「特別展」連続講座」・・・「廃墟」と古典文学②
11/4 「廃墟と時間~『方丈記』と『徒然草』から~」
講師:東京大学大学院・木下華子准教授


講座の冒頭では、木下先生は「自分の専門は「方丈記」である」とのことでした。
ところが、金沢文庫という場所に勘案してか、この講座では徒然草の作者「兼好法師」が「廃墟を目の前にして何を考え何を思ったか」に重点を置いた内容でした。

講座の最後で、兼好の文章表現と比較するために、初めて鴨長明のある文章を紹介しておられます。
でも、この比較文は非常に面白かったので、最初にそれをご紹介します