報告 2023年12月11日(月)11:39 会員以外にも公開 四角い朱い容器に蕎麦湯入れ 夕月夜蕎麦湯菜漬の氷 芦屋の地海風そよぐ砂氷 杉本健司 絨毯踏む氷上ながく滑りきて 橋本美代子 氷上や雲茜して暮れまどふ 原石鼎 並び立ち氷上の日を眩しめる 西村和子 苺味シャリシャリ美味き掻き氷 アロマ 昏れ際の鳥を映すや氷面鏡 砂川せい輝 歯にあてし菜漬の氷なつかしく 瀧春一 甕暗し押せば沈める氷の面 岡本眸 氷上を帰り地上を帰らざる 斎藤玄 全面結氷の気配の灯色きらきらす 岸田稚魚 びびびびと氷張り居り月は春 川端茅舎 ここ真水あそこ塩水氷面鏡