私が、地域の老人クラブの月報に掲載させていただいていますコラム「俳句つれづれ(その三十三)を、提出しましたので、ここに転載させていただきます。
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俳句つれづれ(その三十三) 中村一世
俳句の型についてのお話は前回で終わり、今回からは、名句といわれる俳句の鑑賞と句を作ったとしきの作者について、解説しましょう。第一回として取り上げる俳句は、次の句です。
去年今年貫く棒の如きもの 高浜虚子
この句の「去年今年」は季語で、意味は、新年にあたり、年去り年来る時の流れに