ピエロの森


僕を好きになった人 僕を嫌った人 同じ舞台に立って演じようではないか
ピエロ役の僕がスポットライトを浴びて舞台中央に立ち
過去 観客を笑わせたり泣かせたり 共感を欲しがって
ひたすらおどけてきたピエロ役の僕
みんなすべてを投げ捨てて集まれ 過去のしがらみを断ち切り 
さぁ 開演だ 人生最後の森の舞台へ 
心がガラスのように割れやすい僕は ひたすら飛び跳ね
皆から喜びの顔を欲しがり拍手を求め 踊りながら顔色を窺い
いつか分かり合える仲間が増え 悪態をついて離れていった人も
人生の終わりにともに踊りあかそうよ もう一度 あの時のように