ドビュッシー/交響的素描「海」/ ベルリオーズ 「幻想交響曲」をミュンシュの指揮で聴く

2019年3月以来の鑑賞。
ドビュッシー:管弦楽のための3つの交響的素描「海」。
先日聴いた日比谷公会堂における録音と違い、音質は良い。
「海の夜明けから真昼まで」でも色彩感が強くなった。弱音もそれなりに捉えられているため、音楽の表情の微妙な変化にも気づくことが多い。
「海と風の対話」は弦楽器と管楽器が有機的にかみ合い、立体的な演奏になっている。録音と実演の違いは言うまでもないが、少しでも良い条件で録音されたものを聞きたい反面、録音よりも演奏の素晴らしさを大切にしたいと思うなど、リスナーは勝手だ。理想は演奏、録音ともに優れたものを聴きたいことに変