ブルックナーの 交響曲第8番をインバルの指揮で聴く

2016年12月以来の鑑賞。
最近3番と4番を聴いている。8番も加えて、それぞれ第1稿による演奏をLP4枚組にしたもの。
8番はカラヤン、ジュリーニ、ヨッフム、チェリビダッケ、シューリヒトなど名演と言われたLPやCDを聴いている。版による違いや演奏の良し悪しなど知る由もないが、この演奏を聴いていると今までなじんできたものとは何か違うと感じる部分はいくつかはある。いずれにしてもそうしたことに拘らずに演奏に耳を傾けた。
第1楽章を聴いていても感じるが、インバルの演奏は鈍重にならない。
スケルツォも趣としては第1楽章と同じだ。ここではさらにリズムに切れ