連載:映画鑑賞+++

この映画、グロテスクで美的で猥雑で、そして行きつく先は・・・

映画「哀れなるものたち」

アメリカで公開されると話題になりアカデミー賞に飛び出した作品です。

主演のエマ・ストーンの演技が絶賛されています。

R18の成人指定となっているのは、それほどの描写があるからです。
しかし、全くイヤラシさがないのです。
2時間を超える映画ですが飽きさせません。

映画が始まるやいなや、足元にアヒルが、そのとんでもない格好で歩いてる。

これは映画「モロー博士の島」(1977)を想起します。
この映画は人間は生命を弄んではならない、というテーマを扱っています。
(但し、この映画の後味はかなり悪いで