バレンタインデーの記憶(独身寮編)

私が社会人になったのは1979年だが、当時のバレンタインデーは義理チョコが乱舞していた。
職場の女子一同から男性社員には1枚ずつ配布されたし、営業社員であれば取引先の女性社員から「営業チョコ」を貰えた。
一方で3/14には女子一同に対してではなく、ひとりひとりにコストベースで3倍返しをするのが当時の掟だったので、給料の少ない若手の男は「3月危機」と呼んで恐れていた。


私は入社してから28歳まで東京大田区にあった会社の独身寮に住んでいた。
最寄りの駅は東急池上線の洗足池。

独身寮においてもバレンタインはクリスマスパーティと並ぶ2大イベントであり、毎年