大林宣彦監督の映画が大好き。 2012年、尾道三部作と呼ばれる 代表作品のロケ地広島の尾道へ 友達2人を誘って一泊で行ってきた。 ずうっと前から行きたかったけど 大阪から日帰りにはかなり遠くて 行けないままだった。 20代の時に「転校生」を レンタルビデオで観た。 そのノスタルジックで味わい深い 尾道の風景を一発で気に入った。 「さびしんぼう」を観て またさ…
昨夜は5年ぶりに大学祭実行委員会のOB会があった。 とは言っても正式なOB会は無いので、私との年齢差が上下3~4年くらいのメンバーによる「なんちゃってOB会」的な会合である。 私達が立ちあげたラフティングサークルのメンバーも初期は大学祭を卒業した者を半強制的に入会させていたこともあって、大体のメンバーはみな旧知の仲であり話も弾む。 いっぽうで卒業後ずっと会っていなかった奴は互いに顔…
「母のふり見て我がふり直せ」ということもあって、簡単な身辺整理をしていると中高時代の日記が出てきた。 この頃の日記は記載も飛び飛びで、備忘録的な素っ気ない内容のものばかりなので、読み返してみてもあまり面白くない。 ところが、1970年の7月後半には興味深い出来事が書かれていた。 当時私は中3。中高一貫の男子校に通っていたので高校受験がなく、この年の夏休みはのんびり過ごしていた。…
昨日偶然にTVでジブリのアニメ映画「コクリコ坂から」を観た。 坂本九の「上を向いて歩こう」が流れる1963年の横浜が舞台。 山下付近にある海が見える主人公の家や坂の下の商店街、主人公の通う高校等がノスタルジックに美しく描かれている物語である(一応ラブストーリー)。 もう人生で横浜が最も長く住む街になったが、この時代の横浜は知らない。それでも何故かとても懐かしく感じてしまった。おそら…
春は出会いと別れの季節。 今朝の朝日新聞の「天声人語」には、東京駅で4月から遠距離恋愛になってしまう恋人たちを大勢見かけたことが書いてあった。 文中ではチューリップの「心の旅」や太田裕美の「木綿のハンカチーフ」にも触れられていて、天声人語の筆者との年代の近さを実感した。 私自身は幸か不幸か、遠距離恋愛の経験は無い。 ただ、遠距離恋愛になりそうな当事者から話を聞かされたことはある。…
私が勤めていた会社は3月決算だったので、毎年今頃は年度末の追い込みの時期であった。 入社して5年目だった1984年の3月は、普段とはちょっと違っていた。 新入社員として配属された私でも営業部で5年目にもなるとかなり仕事に慣れてきて、時々いっぱしの生意気を言うようにもなっていた。 この年は、年度末の営業数字の追い込みという通常業務に加えて、特別プロジェクト的な仕事が重なっていた。 …
少し前に、映画「卒業」がTVで放映されていたので途中から観てしまった。 この映画は1967年に制作されているが、学生時代に渋谷の名画座で初めて観て以来、今回で3回目。 最初に観た時にはサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」や「ミセス・ロビンソン」「スカボロ・フェア」が効果的に使われていて、映像も斬新だと感じた。 そして、様々な葛藤を踏み越えて一途に突っ走る恋愛至上主義…
今日は天気も良かったので、特にこれといった目的もなく散歩がてらに築地の場外市場をぶらついて来た。 年末に築地を訪れたのは、大学4年生だった1978年ぶりである。 以前の日記でも少し触れているが、この年の12/26から12/30までの4日間、毎日夕方の5時から翌朝の7時まで築地の魚河岸で警備のアルバイトをした。 クリスマスが終わると、正月用の魚介類が全国各地から築地に大量に運び込まれ…
昨日の日曜の午後は、スカパーで明治vs慶応と帝京vs早稲田という大学ラグビーの好カード2試合を観た。 天気も良くて本当は生観戦したかったのだが、まだ足が少し痛いのと、熊谷まで行くのが億劫だったのでTV観戦となった。 私は高校時代からラグビーに関心を持ち、大学の入学式の終わった後ですぐにラグビー部に出向いて入部した。 それまでラグビーの経験は全くなかったけど、往年の名プレーヤーで…