永井荷風と昭和   その2

昨日は国立競技場で日本対北朝鮮のサッカ-の試合が行ほれ、日本が勝利したのだが、試合前の国家斉唱では北朝鮮選手たちは胸を張って口を開け歌っていたが、それに比べ日本選手の凛としない顔と口を開けずもぐもぐするしぐさは、情けねぇ、まして胸に手を当てるしぐさなんてやめろといいたい。

昨今の日本のしぐさの変化には「日本」が存在しているのかをうたがつてしまう。そんな日本が残っていた昭和が懐かしい、昭和に入ると荷風は清州橋を渡り、深川へ通うようになる。清州橋が完成したのは昭和3年、昔は隅田川と大横河川の間はかっては「深川区」が存在した。吉良を打ち取った赤穂浪士は万年橋