ぷち文学小話・松尾芭蕉編 (勝手に書いてみる)

「古池や かわずとびこむ 水の音」
芭蕉の代表作ともいわれている有名な句です。
文京区の「関口芭蕉記念館」には、この句の立て札があります。
この句からどのような風景が浮かびますか。

ひとけのない田舎である、あたりは静寂に包まれている。
古びた池がある。池の周りを囲むように苔がはえている。
ふと、一匹のカエルが池に飛び込んだ。水の音がする、とともに水面に丸い波紋がうまれた。さざなみのような輪は小さくなって消え、あたりは再びしん、とした静寂につつまれる・・・

概ねこのようなイメージではないでしょうか。
まるで目に浮かぶような句です。

では、この句を全く