アンドレイ・クルコフ『侵略日記』福間恵訳、オーム社、四六判並製、316頁、2023年、読了。

 2024年2月24日の朝日新聞朝刊「天声人語」がクルコフ『侵略日記』(Daily of an Invasion, 2022.)を基にロシアのウクライナ侵略戦争を取り上げている。愚生の食指が動いた。
 1961年生まれのアンドレイ・クルコフはウクライナ人でロシア語作家であり(『ペンギンの憂鬱』『灰色のミツバチ』等)、「キーウ旧市街の〈黄金の門〉」「世界で最も「クールな」都市部トップ一〇〇の一六位」の地に暮らしているというp.20。このような表現をする著者に興味が湧く。そしてキーウ旧市街も。何故そう愚生が思ったかを作家のようにうまく表現できないのが悲しい。