練馬区立美術館「池上秀畝展」について

今日は暖かい日差しに誘われて、練馬区立美術館(写真)の「生誕150年池上秀畝(しゅうほ)展」(4月21日まで開催)を観賞してきた。

何と75歳以上は無料とのことで、前回日記に書いた国立近代美術館に続いて年寄りには優しい企画。

チラシに「高精細画人」とあるように、伊藤若冲を思わせるような花鳥風月の精細画がずらりと展示されている。

6曲2双の屏風絵を得意としたようで、大きな画面に山水を背景にして動植物が極めて写実的に描かれている。

池上秀畝は1874年に長野県伊那市に生れ、同時期に活躍した菱田春草らの新派に対し、官展内の旧派を代表する画家として活躍し