「練馬区立美術館」の日記一覧

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練馬区立美術館「池上秀畝展」について

今日は暖かい日差しに誘われて、練馬区立美術館(写真)の「生誕150年池上秀畝(しゅうほ)展」(4月21日まで開催)を観賞してきた。 何と75歳以上は無料とのことで、前回日記に書いた国立近代美術館に続いて年寄りには優しい企画。 チラシに「高精細画人」とあるように、伊藤若冲を思わせるような花鳥風月の精細画がずらりと展示されている。 6曲2双の屏風絵を得意としたようで、大きな画面に山水を背景にし…

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練馬区立美術館「本と絵本の800年」

練馬区立美術館で開催されている「本と絵本の800年」展へ行った。本展は、山形県南陽市で創業し、現在、世界的建材メーカーとなっている吉野石膏㈱が長年収集してきた絵画コレクションと、吉野石膏美術振興財団のアートライブラリーが有するコレクションから選んだ展示品で構成されている。 数年前、仕事で山形県を訪れることが数回あり、その度に県立美術館へ行って、常設展示となっている吉野石膏㈱の絵画コレクショ…

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練馬区立美術館「日本の中のマネ」

マネと言えば「草上の昼食」や「オランビア」、「フォリー・ベルジェールのバー」などが思い起こされます。 マネは作品数が多くないようで日本国内にある作品数も少ないそうです。確かに国立西洋美術館所蔵の作品の他には私はまだ国内所蔵作品を観た記憶が無いようです。 そんなマネですが結構日本人作家に影響をかなり与えているようです。確かに東京国立近代美術館所蔵の石井柏亭「草原の小憩」は「草上の昼食」のイメー…

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朝倉摂展 と スイス プチ・パレ美術館展

昨日4回目のコロナワクチンを接種しました。 翌日の葛西今日、副反応の気配もなく、天気も大丈夫そうなので美術館詣。 まずは練馬区立美術館「朝倉摂展」。 予備知識無しで突撃。谷中の朝倉彫塑館の朝倉文夫の娘さんだったんですね。1950年代の作品群が私の好みみたいです。 池袋でランチをとって新宿へ移動。 SOMPO美術館「スイス プチ・パレ美術館展」。 馴染みの無い作家の作品が多かったですが、この美術…

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ショパン展に行ってきました。

東京は今日、30℃の真夏日でしたが、新型コロナのために延期されていたショパン展に行ってきました。 4月26日から6月28日まで、練馬区立美術館で「ショパン200年の肖像」が開かれる予定だったのですが、4月26日が6月1日に延期となり、やっと開催されました。 ショパンの名曲のイメージをエッチングにしたもの、肖像画、ワルシャワの風景画、パリの風景画、ショパンコンクールのパンフレット、メダルなどが展…

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坂本繁二郎展と高畑勲展

練馬区立美術館と国立近代美術館をはしごしてきました。 練馬は「坂本繁二郎展」、国立近代美術館は「高畑勲展」です。どちらも招待券が二枚ずつあったので妻と出かけました。 坂本繁二郎展 淡いタッチの馬の画の印象が強い画家ですが、静物や月の画も素敵でした。 高畑勲展 作品の原画やセル画だけでなく色々な資料が展示されていました。高畑氏の素晴らしさが良く伝わってきます。 今の朝ドラも一段と興味が湧いてき…

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練馬区立美術館 人間国宝桂盛仁 金工の世界

未だ居たの?の夫の声にハッ!もう出ていなければいけない時間だ。もっと早く声をかけてよ、と方向違いの怒りをドアにぶつけて外出。今にも振り出しそうな鉛色の空。寒気凛烈、でも出かけなきゃ。今日は練馬区立美術館で、桂さんの講演会がある。 練馬区美術館は西武池袋線中村橋駅にある。大江戸線練馬駅から一駅だが、交通費倹約のため、荻窪駅行きのバスを利用、時間と手間を掛けていく。 美術館はシニア割があって大助か…