「鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折」
春日太一・著
この本(2023年・刊行)を知った時、早く読みたいと思いました。
映画好きで、この橋本忍(1918年~2018年)を知らない人はモグリ?
映画史に残る傑作を何作も残したシナリオライターです。
この本を読み終えて感じた事、知っている事をまとめます。
まずは気になる文章について。
この本の最初の方で
映画「羅生門」(1950)は自分(橋本)の成果である、と言っているのですが、これは明らかに間違い。
黒澤明が映像化しなければ、世界的な注目は無かったのではないでしょうか。
映画とし