なにか嫌なことを言われたり
不快な態度をされたりしたとき、
怒る人と怒らない人がいる。
私は前者なのだが、
なぜ違いが起きるのかというと、
そこには断定がなされていると師匠から教わった。
断定は言葉でなされるという性質を持っているのだが、
その言葉は
「私はバカにされた」
「私はののしられた」
「私は侮られた」
というものだ。
そこには、
私はバカにされるはずはない
侮られるはずはない
ーー自分は敬われなくてはならない
と言い換えてもよい
という思い込みとか信念が存在している。
相手に対して
常に「自分を敬え」と命じているのだ。
敬わ