連載:南天の星空

彗星撮影機材

ようやく南半球でもポンブルックス彗星の写真が撮れそうな時期になりました。すでに存在がわかる程度の写真は撮りましたが、彗星は尾を引いた彗星らしさのある写真にしたいものです。現在明るさは4.5等、肉眼では見えません。

太陽が沈んで1時間ほどではまだ西の空は明るく、シャッタースピードも数秒くらいが適正露光です。レンズは焦点距離が長いとフレームに入れるのが難しく、かといって短いと尾は小さくなります。今回は135㎜、肉眼では見えないので、彗星の位置をしっかり把握しないとフレームに入りません。また数秒でも135㎜のレンズだと星像が点になりません。ポータブル赤動儀も