ショパンの 24の前奏曲をポリーニのピアノで聴く

2019年7月以来の鑑賞。
第1番「アジタート」は30秒少々の短い曲だが、ポリーニの演奏は作曲者を伏せても大概の人はショパンの音楽だと答えるかもしれないと思わせる。
第2番の「レント」は静謐さをまとう。久しぶりに聴いてみて発見したことは、奇数番号は全て長調で、偶数番号は短調だ。調性にも何らかの決まりに基づいたものがあるかもしれないがそうした方面には疎いが故、ここまで。両曲を耳にしてもはやショパンのそしてポリーニの世界に入った感は否定できない。
4番の「ラルゴ」は哀愁を帯びた美しさがある。
7番の「アンダンティーノ」はイ長調。かつて、某胃腸薬会社のCMに使