モーツァルト/ 管楽器のための協奏交響曲 ・R・シュトラウス /ツァラトゥストラはかく語りきをカラヤンの指揮で聴く

2019年1月以来の鑑賞。
モーツァルト:管楽器のための協奏交響曲。
ライブ録音のせいか、幾分音が痩せて聴こえる。愛聴盤はベーム指揮によるウィーン・フィル(LP)とアバド指揮によるモーツァルト管弦楽団のもの。カラヤンのモーツァルトは空疎の感をまぬかれない。
オーボエのコッホ、クラリネットのライスターなど、当時はスタープレーヤーとして一世を風靡した4人が集う。しかし、モーツァルトのユーモアや典雅さが伝わってこない。
第2楽章でも同じ。ソリストたちの演奏だけが浮き上がり、全体としての意思のようなものが希薄だ。表面的な美しさはあるが、それもどことなく作り物めい