奈良国立博物館「空海 KŪKAI―密教のルーツとマンダラ世界」

 GWに観た展覧会等の最後のブログ、ああ、難しい。
 空海の偉業があまりにも大きすぎて、その分陳列品も多くなり、難しくもなり頭も体も疲れる展覧会だった。
 空海の偉業を、時系列的にすべて顕かにする展覧会ではないとは思うが、企画者渾身の知力の結集の出陳作品の数々、頭が下がる思いだ。しかし、見る側の当方にはそれを見て消化する能力は、ない。どんなに貴重な、あまり見ることが出来ない国宝・重要文化財等でも、「猫に小判」「豚に真珠」では申し訳が無い。会場には、仏教関係者と思われる人々が多く訪れていて、門外漢の当方にとっては物見遊山に映っただろう。
・展示件数:115