サスペリア
Suspiria
　オデオン EOS-80845　1977年

1977年イタリア
監督ダリオ・アルジェント　音楽ゴブリン

1977年だからすでに『エクソシスト』も『デアボリカ』も
『オーメン』も見ていてオカルト映画は嫌いではなかった。

『サスペリア』もあれだけテレビで「決してひとりでは見ないでください」
と言われりゃ嫌でも興味がわくってもんだ。

『エクソシスト』や『オーメン』はキリスト教徒ではない日本人には
イマイチピンとこない部分もあったけれど
『サスペリア』はこれでもかってくらいショッキングなシーンの連続で
充分に怖かった。


物語冒頭、主人公が空港から外へ出るシーンでギョッとしたんだけど
あれはなんだったんだろう。
45年前に映画館で見たときもそのシーンで確かに館内から
声が上がった記憶があるのだが。

と、You Tubeで確認してみると。
どうやら風でめくれ上がったスカーフが
あたかも喉元を狙うナイフのように見えたのか。



ゴブリンはこの映画で知ったのだが、その後何十年も経ってから
何回もライヴを見に行くことになるなんて思ってもいなかった。

https://www.youtube.com/watch?v=esUBqxsiJ-s