南天の星空

流れ星?

人工衛星かもしれませんが流れ星のようにも見えます。動画で撮影すれば移動の速さで判別できますが、写真の場合は露光時間を短く、なおかつ暗い星も写るようにシャッタースピードを設定します。私の場合は、シャッターを10秒、ISO感度を3200に設定。多くの人工衛星は複数のコマに連続して光跡が確認できます。

投稿の写真中央右寄りに流れ星らしき光跡が見えます。右上の明るい部分は天の川、左下にしし座があります。12月15日にピークがあるふたご座流星群の流れ星の流れる方向と一致しているので流星群の一部かもしれません。ふたご座流星群の放射点は高度が低く地平線から15度くらい、一番高くなるのが午前3時過ぎ。

流れ星は高度100㎞くらいとのことで、地平線上に流れた場合、計算上1000㎞ほど離れた場所まで見えることになります。仮に一様に流れ星が地球上に降り注ぐとすれば、一番見える確率が高いのは放射点が天頂にある位置になります。離れるにしたがって確率が下がり、90度をを超すと影に入り見えなくなります。ファンガレイの自宅から1000㎞と言えば南島の北半分以北が範囲に入ります。

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