思い出の京都~京都迎賓館 1

京都迎賓館の正面玄関から中へ入ると、まず目に飛び込んできたのが、屏風の前に置かれた花器・花車でした。
京都迎賓館は、1994(平成6)年10月に「国立京都迎賓館」として、その建設が閣議決定され、2005 (平成17)年4月17日に開館しました。内閣府の公式サイトによると、京都迎賓館というのは、日本の歴史や文化を象徴する都市である京都において、海外からの賓客に心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に建設されたとなっています。
場所としては、江戸時代に園家・柳原家・櫛笥家など、複数の公家の邸宅が建っていた京都御苑の敷地の北東部に建設されました。
建物は、洋風の赤坂迎賓館とは対照的な和風建築として設計され(設計は日建設計)、南側を「表」(つまり公の場)、北を「奥」(つまり私的施設)と位置付け、建物の南半分には会議・会談、 晩餐、和風会食、管理等の施設が、北半分には賓客の居住・宿泊のための施設が配置されています。

撮影:2018(平成30)年12月13日

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