「上村松園」の日記一覧

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月百姿、おしゃれバーガー、上村松園

有給休暇を取って、春用に買っておいた服を着て、出掛けてきました。 太田記念美術館で絶賛開催中の、月岡芳年の「月百姿」のスライドトークがあったからです。 トークの整理券は先着50名なのでみんな開館前から並ぶようになりました。 私は、並びながら読んで暇を潰し、かつテンションを高めようと「月百姿」の本を持っていったのですが、そんな人私だけだった。みんな持ってくると思ったのに。 今日は、その本の著者、太…

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上村松園美人画

昨日、山種美術館に美人画展を観に行った。 上村松園の簾越しの美人、かんざし、髷どれも素晴らしい。重ね塗りに限界のある日本画で揺るがない線は芸術的。 ご本人は1番難しいのは眉だと言っている。品格のある清楚な顔は目ではなく眉らしい。 そう言えば私も先月、眉を揃えて貰いに行ったっけ😙 男と女の画家が描く美人画は違うのではないかと思った。 男画家が描く美人画は何となく色っぽい。 松園は生涯を通して静謐で…

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京セラ美術館 2

前回に引き続き、京セラ美術館。 まず、リニューアルオープンした美術館の様子をご紹介。 前回は外構をジャッキアップして地下に新たに玄関を設営したと書いたが、更に新館を造営した。 新館は本館(元々の美術館の建物)と同じく二階建てであるが、近代的な建物である。 しかし心憎いのは、正面玄関からは見えず、 「はい、これが新館!! 最新の建築で凄いでしょ!!」 との主張はない。 美術館のリニューアル…

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京セラ美術館 1

9月半ば、所用があって関西に赴く。 所用は実家の件であったが、その合間にたまたま一日のゆとりを得た。 4連休3日め。 関西では晴天となり、30度近い気温となる。 本来、予定外ではあったが、急遽京都に向かう。 新型コロナウィルス禍の影響も緩み、人心は秋の行楽を待ちわびていたかのように、京都は以前の人出が戻っていた。 三条から岡崎、平安神宮方面に向かい、久々の美術館ハシゴ。 当日記では、連載と…

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東京藝術大学「東西美人画の名作」&銀座松屋「与勇輝展 ~創作人形の軌跡~」

◆上村松園「序の舞」 すべては、「上村松園につながる。」そんな企画・展示だった。 あの、近代美人画の最高傑作といわれる(当方もそう感じているが)上村松園作「序の舞(重要文化財・1936)年」の修理が完成し、掛け軸から額絵に変わった。 観覧料は1,400円と、音声ガイド込み(主催者側は無料だと称していたが)だとしても、作品の数(61点)からして高めだと思った。 会場は、花見目当ての上野公園来場客…

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『 上村松園ー美人画の精華 』 於 山種美術館

会 期 8月29日~10月22日 「一点の卑俗なところもなく、清浄な感じのする香り高い珠玉のような絵こそ私の念願とするところのものである」と語り、生涯を通じて女性の姿を描き続けた上村松園 ( 1875-1949 ) 。 山種美術館で所蔵する松園の代表作を含む18点、全てが展示され、合わせて、様々な画家によって描かれてきた日本女性の美の表現を「文学・歴史」「舞妓・芸子」「和装・洋装」などに着目し…