「プッチーニ」の日記一覧

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プッチーニ の<三部作>歌劇「外套」歌劇「修道女アンジェリカ」歌劇「ジャンニ・スキッキ」のDVDを視聴して

2013年9月以来の視聴。 3部作を2日に分けて視聴した。収録は2007年2月8日に3つの作品が一夜に上演された。 出演者も、「外套」のミケーレと、ジャンニ・スキッキアルベルト・マストロマリーノ(Br)、ジョルジェッタ、アンジェリカ、ラウレッタと3つの作品に出演したソプラノのアマリッリ・ニッツァ、同じく3つの作品に登場したメゾ・ソプラノのアンママリア・キウーリ。いずれもがレベルの高い演唱を見せて…

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シャイー指揮によるプッチーニ の歌劇「ラ・ボエーム」のDVDを視聴して

昨年1月以来の視聴。 客席には、プラシド・ドミンゴの姿も見えた。 シャイーの指揮するオーケストラの響きが、特に美しい。奥行きと広がりがあり、豊かな低音が音楽をしっかり支えながらも、濁りがない。また、背景にはゴッホやルノワールの絵が投影画像として使われ、舞台の雰囲気を歌劇にマッチしたものにしていた。 印象に残ったのはムゼッタ役のカルメン・ロメウとマルチェッロ役のマッシモ・カヴァレッティ。一見…

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プッチーニの歌劇「蝶々夫人」をパッパーノ指揮のDVDで視聴する

2022年10月以来の視聴。 DVDではダニエル・オーエン指揮アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団、CDではカラヤン指揮ウィーン・フィルを視聴してきた。 今回視聴したエルモネラ・ヤオ演じる蝶々さんもこれまで視聴してきた、フレーニ、チェドリンスに優るとも劣らない。有名な「ある晴れた日に」はもちろんだが、第3幕の終盤で涙を流しながらの「恥を生きるよりは名誉に死ぬ」という演唱には心が揺さぶられた。 …

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プッチーニの歌劇「つばめ」のDVDを視聴して

2022年11月以来の視聴。 パリの裕福な銀行家の愛妾マグダは、田舎から出てきたルジェーロと恋に落ち、その後パリを離れた瀟洒な別荘で暮らす。ルジェーロは生活費に困り、父には金の無心を、母にはマグダとの結婚の承諾のを求める手紙を書く。真実の愛の喜びを覚えながらも銀行家の愛人であったことを隠していることへの自責の念で激しく心は揺れる。 母からの手紙に書かれてある女性像とはかけ離れていることを告げ…