「多摩丘陵」の日記一覧

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阿須ヤバイ

屋根のリフォームで足場組立中につき、ジャングルジムに囲まれて過ごしています。昔、子供が上って二階の窓から家に入ったことがあったな。脇が甘い家主だわ。 「阿須」(あず)台地の縁が崩れた崖地のこと うわ、防災上ヤバイ地名じゃないですか。絵画的には最高の風景だけど。 あずのうえに駒を繋ぎて危ほかど 人妻児ろを息に吾がする 万葉集の「あず」は不倫のハラハラ感を表すのにぴったりということか。調べて…

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防人になってよこやまを越える

府中の武蔵国府を出発した防人隊は座間までは相模国府までの官道を利用し、座間からは秦野盆地を横切って足柄峠へ。 いつものポタルートでお馴染みの場所が出てきますが、現代ニュータウンの舗装道路では見つけにくいので、ランドマークを辿ることにする。 防人時代の古道は関戸橋付近で多摩川を越え、稲荷塚古墳➩愛宕神社➩ガスタンク➩小山田城址➩大泉寺➩小山田団地を抜けて、ほぼ一直線に座間に向かいます。 途中よこ…

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防人ご苦労

なんで遥々東国から防人を集めて九州の防衛にあたらせるのかという疑問があって、多摩丘陵には防人の丘というのもあるし、ちょっと調べてみたくなった。 武蔵国は埼玉・東京・神奈川一部を含むのだが、自由民権運動の発祥の地であったり、秩父事件が起きたり、在民が団結して事を起こす力が昔から強いのかも知れない。 多摩ニュータウン大規模開発も言ってみればそのDNAか。 大和朝廷としてはこの地の危険分子を人質にし…

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多摩丘陵を歩く

朝、車検完了した車を引き取りに行き、原油値上がり後にほとんど乗っていないことに気付いた。車では知らなかったエリアを自転車で発見して、本を読んで理解して、古道を歩いて定着させるという成長過程が面白くて、ついつい車放置のこの頃です。 10時に出発という約束をして「多摩丘陵といえばニュータウンでしょ。」と思考停止している友人を誘って徘徊して来ました。 はるひ野駅を出て「よこやまの道」に入り、防人の丘…

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唐木田探索ポタ

「多摩丘陵のあけぼの」というタイトルから古代地誌を想像していたら違った。昭和三十年代、多摩丘陵を都市通勤者のニュータウンに変貌させる原動力となった横山舜三氏が当時を振り返った記録で、臨場感あふれるやり取りが面白かった。 戦争から帰還した農家の青年達がこれからの生活を考えた時、「背中に頼る」農業をなんとかしないとと思ったほどの多摩丘陵。集落の裏山に入って背よりも高い藪の迷路を上り抜けると山合の谷…

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多摩丘陵の大自然とささやかな紅葉を!!

今回は、出し損ないの旅の前の立川北口に逆戻りの三枚の写真からです。 都内の少ない自然も色付き始めたようです。 本格的には師走からですが、寒さと共にこんな楽しみも多くなります。 30キロ程北西に移動ですが、激変する景色でもあるようです。 三枚目の景色は、この辺りから望む事も出来無い多摩丘陵で、この辺りより50mは高いですから。 高層ビルで無くとも余分が見えないもの、都内に住めばかなり異様…

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ほっと氏の野鳥の話題42

ほっと氏の野鳥の話題 №42 2005年11月  霞網猟にみる冬鳥の渡り時期  日本野鳥の会発行の雑誌『野鳥』の第1巻第6号(昭和9年発行)は鳥の渡り特集となっている。そのなかで今は禁止されている霞網による野鳥の捕獲の様子が中西悟堂によって伝えられている。場所は八王子市の東南部の多摩丘陵で、捕獲時期は毎年10月15日から12月5日ころまで。盛期は10月20日から11月10日ころまでの20日間…