「介護施設」の日記一覧

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「生き続ける怖さ」

私は怖くて仕方なった。 癌宣告を受けた時とは違う。あの時、自分が死ぬかもしれないと泣いたが、同時に「今は死ねない」と強い気持ちが込み上げた。 介護施設にいる70代半ばのA子さんにショックを受けたのは死ぬ恐怖じゃない、回復する怖さ、生き続ける怖さみたいなものだ。 A子さんは盛んに施設側を批判している感じだった。テレビもないのよ、お風呂も入れないの、と。 私は「入居した時はどんな生活をしてい…

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「生きててよかったぁ」

確か会うのは二度目のはずだが記憶がない。驚いたのは容貌だけではなかった。 友人宅で、友人の友人A子さんを交え三人で会った。A子さんは息子さんが運転する車でやって来た。 「生きててよかったぁ」 饒舌に喋った。よく笑った。A子さんは老人介護施設にいるが、病院に行く時だけ息子さんが迎えに来て外出が許可される。 「今の所は追い出されるらしいわ」 入居した時は歩けず、ぼんやりし、友人の事も分からな…

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☆脈々と現在の福祉施設に通ずる有意義な寺院【悲田院】

泉涌寺の塔頭の一つだが案内板を読み感銘を受けた 平安京において東西二ヶ所設けられていたとある 身よりのない老人や親のない子供を収容する施設が悲田院なんですね 宗教家が果たす役割としてその方向性はまさに正しい 現在までその理念が引き継がれているのかどうかがすごく気になる ◎京阪電車「東福寺駅」から細い路地をくねくね

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施設介護の現状は伝わらない

ボラの会議で介護施設の現状について話して驚く。 サービス付き高齢者住宅も同じだが決め事も沢山ある。 衣服は毎日のクリーニングは欠かせないし乾燥は温風乾燥機。 それでシルクやウールは駄目と来て枚数も限られてしまう。 おまけに冬物夏物合いの服など合わせ各5枚程度が限度。 さらに入所するとまずオシメかトレーニングパンツになる。 いくら断ってもこれだけは守らないと入れてくれない。 入所…

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着替え一つでお里も知れる

施設長に頼まれて入所者の衣替えのお手伝いに行く。 夏物から冬物に入れ替えるのだが枚数を限定する。 クリーニングするのに名札が無いと苦労する。 そこで下着(パンツ)5枚、(上)5枚。 上着(下)5枚、(上)5枚。靴下5セット。 それに外出用セーター、ジャンパーなど防寒着。 持ち込みできるのはこれだけに限られている。 にも関わらず中には家中の着替えを持って来る。 中には洗いざらし…

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草は刈るより抜くのが一番!

報道でも聞く話しだがお隣さんのおばちゃんが言う。  「介護施設の人がみんな辞めちゃうんだって!」 それで残ったスタッフがギリギリのサービスを提供する。 その姿が涙ぐましいくらい必死で苦労が伝わって来ると言う。  「孫みたいな人に草取りで汗みどろにさせられる?」 それでも介護事業は日に日に厳しくなって経営難も伝わる。 施設では定期的に施設内の草取りをするらしいが大変だ。 特に梅雨…

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今日からGWの始まり

29日は昭和の日ということですが、マスコミはこの日のことを一言もありません。報道することも無くなってしまったのでしょうか。 このところの気温差に体調が付いてゆきません、ブログも気合が乗らずに成すがままになってしまいました。 絵手紙も続けて18年経過しました。毎日書き続けてきましたが、その数が凄く、こちらに引越しと同時に処分もしてしまいました。 昨日、介護施設からの連絡で、私の絵…

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1週間を振り返る…

月曜日は姉の付き添いで 労災病院、姉の外来 施設のバスで病院まで 送ってくれる。 病院の玄関でバスを待つ、 車椅子の姉が施設の バスから降りてきた。 施設の職員が口頭では 説明長くなるのでと、 経過記録のコピーくれた。 傾眠と言って、ここ 数日前から眠りのような 症状が継続してるという… わずか10日前と違い 何も話そうとしない 何も食べたがらない…

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老後施設に入る悲しさを語ってくれた88歳の女性!

目次 1.施設に入居して幸せだったのか? 2.施設に入居している人と通いの人の幸せ度の違い 普段は私は幸せよと言ってる88歳のご婦人が本音と言うべきことを吐露してくれました。 やっぱり家の所がいい。 それは夫が健在の場合を想定してのことらしい。 今の家族と言ったって夫は亡くなったのだから子供の家族 ということになります。 子供家族と一緒にいるのは遠慮と…