課題曲『もし翼があったなら』を私の生徒さんに歌っていただきました。 なかなかの出来ではないかと思うのですが、如何でしょうか♪
著者は親鸞は分からない人だと言う。親鸞の全体像を掴むのは難しいということである。親鸞は、希代の秀才とうたわれた師匠の法然よりも更に豊かな学識と知性に恵まれた超インテリだった。故に律儀で論理的な人だったそうだ。一方で、晩年の親鸞は和讃という宗教歌をたくさん書いている。当時の流行歌のようなものである。浄土真宗はこうした歌を通じて耳で広がっていった。更に、人間味溢れる温かい忘憂というエピソードもある…
意識しているかどうかは別として、これまでの社会は人生50年時代を前提にしていると著者は言う。戦後は寿命が大幅に伸びて平均寿命が80歳代に突入していることは周知の事実だが、それでも人生50年時代の余生が伸びているだけであり、基本的な価値観は大きく変わっていないと著者は指摘する。この指摘は的を得ていると思う。だから、急に人生100年時代が来たと言われても、漠然とした不安を感じるだけなのは、人生10…