JRの電車に乗りましたら、発車寸前でしたからほぼ満員状態でした。 電車の中ほどに進んで立ってましたら、中学生or高校生らしき男子生徒が二人掛けに着席してました。 ほどなくその男子生徒たちが何やら相談してる風、すると二人が立ち上がり、私に席を譲ってくれました。 こちとら心の準備も無く、一度は「いいですよ」と辞退しましたが、生徒たちが通路側に出てきたもんですから、素直に「有難う」と言って彼…
4人が卓を囲んで ゲームをしてる。 慣れない4人が 計算をしている。 リーチ ドラ一 2000点よね。 と言ってる。 隣のテーブルのベテランが 2600と声をかけた。 彼女らは ありがとうと お礼を言った。 声掛けした人は その場の 上りパイを見ていたわけではなく。 彼は 善意の人でよく気が付き 率先してこのサークルの雑用も こなしていた。 が、 彼は主催者ではなく 比較的 新しく仲…
曽野綾子さんが書かれた文章に触れて、なにか膝を叩く 思いがした。 「私は善意に溢れた人を、嫌うというより、 やがて恐怖を抱くようになった。 音楽の好きな人がいた。クラシックがその人の生活の 一部になっていた。私が訪ねていくと、その人は必ず クラシックをかけてくれた。音楽の装置は、私の家には 全くないほどのすばらしい「ステレオ」だった。 しかし私は人と会話しながら音楽を聴く趣味がなかった。 音楽…