「読書会」の日記一覧

会員以外にも公開

令和元年11月10日は、読書会、講演会、同級会で楽しい1日だった

午前10時~11時半、は読書会でした。 参加者は8名で、 ツルゲーネフ作神西清訳「はつ恋」を読んだ感想をお互いに言い合いました。  僕は、「はつ恋」が、一瞬の思いだけを描くのでなく、初恋の相手が亡くなるまでの、長い人生の中での初恋の顛末を描き尽くしているところに感動したと、言いました。  ある参加者は、お互いに初恋のことを打ち明け合うところまでは興味を感じたが、それを主人公が打ち明けだすと、急…

会員以外にも公開

「ヒコベエ」(藤原正彦著)は面白かった

「ヒコベエ」藤原正彦著 新潮文庫  平成26年5月1日発行 ー4歳のヒコベエは、 「うるせえ、おたんこなす。お前は口数が多いと言ったろう」 藤原咲平、永田鉄山中将、岩波茂雄 「お祖父様は70を過ぎても、本ばかり読んでいたよ。死んだ時も部屋は本だらけだった。本に埋もれて死ぬのが藤原家の理想の死に方なんだよ」  小説作法などというものはない、どの作家もそれぞれ勝手なことを勝手な文体で書いているという…

会員以外にも公開

文集「おにあざみ」(第7号)を読んで

 僕たちの山梨県立文学館で行われている読書会の機関紙、文集「おにあざみ7号」が発刊された。  この文集の発行は、すべて、この読書会の常連のメンバー1人である、塩沢さんが、1人で編集発行を行ってくれたのである。 今回の7号は、僕は、読んでみて、素晴らしいと、思ったので、その感想を投稿することにしたのである。 文集「おにあざみ」第7号 平成31年3月10日発行 発行者 山梨県立文学館読書会有志 …

会員以外にも公開

ボランティア祭り

ボランティアは、社会に役立つことをする。 しかし、活動の動機は、自分の好みや趣味など、私利がある。 当然のことだが。 日本も豊かになり、ボランティアが増えたと言われているが、 地方の田舎では、実感はない。 昨日、駅前図書館でボランティア祭り(正式名称は忘れた)。 周南市の市民活動団体が多数参加していた。 いずれの会も、高齢化を感じた。 「ひだまりの会」という団体がある。 平成13年から活動…

会員以外にも公開

同窓会に行ってみようか

今朝のポストに卒業大学の同窓会会報。 毎年、この時期に送られてくる。 卒業して38年。 大学卒業生と修士卒業生と、卒後1年目、 各2名の感想文がある。 38年は短いと感じた。 若い頃の私も、こんなふうに感じていたのだろう。 昔の自分に出会うような体験。 私は、卒業以来、同窓会に参加したことがない。 一度、行ってみようか、と思い始めている。 知っている顔は、ほとんどないが。 若い人たちと会…

会員以外にも公開

読書会、しゃべり場

私が住む地域社会に、読書会が少ない。 自由参加の開かれたものは、 ほとんどないと言っていい。 私は若い頃、読書会の常連だった。 マツノ読書会。予約なし誰でもOK。 貸本屋二階が会場、月2回の木曜夜。 私にとって、心の思いのいくらかを解き放つ機会、 そこで知り合った友人も多い。 語りあう場は、誰にも必要だと思う。 今、読書会を開きたいと思っている。 本はどんな本でもいい。 本をきっかけに持論…

会員以外にも公開

1日1首(12月10日~12月17日)

12月10日 読書会で面白い山梨出身林真理子と辻村深月    11日 宮本輝「流転の海」の第6部伸仁中学2年生なる    12日 スタッドレスタイヤ交換外すのとジャッキの位置に苦労したなり    13日 俳優の加藤剛語る早稲田卒「人間の条件」でデビューしたと    14日 使いものにならない吾は辞めると言う入浴介助うまくいかずで    15日 村上著「雨天炎天」トルコ旅行マルボロ持って…

会員以外にも公開

フェルマーと人の命と情熱と

昨日は『フェルマーの最終定理』(サイモン・シン)の読書会でした。 一読するのに1週間もかかってしまい、途中でモジュラーってなに?楕円曲線って?なんて気にしはじめて、進まなくなったのです。小説風にかいたものを読んでみたり、数学ガールシリーズを読んで見たりしつつ再読し、読書会にのぞみました。 証明などが載っている補遺まで読み込んで理解しようとしている人は、同じテーブルにはいなかったみたい。参加者…

会員以外にも公開

1日1首(5月20日~5月24日)

5月20日 百田著「影法師」と水木著「のんのんばあとオレ」面白し   21日 水木しげる「のんのんばあとオレ」描く少年時代面白く読む *「影法師」 百田尚樹著 講談社文庫 2012年6月15日発行 ー磯貝彦四郎は、名倉彰蔵のための影法師として、名倉彰蔵が藩の産業を起こし、大坊潟を干拓した、藩になくてはならない人だったことを見抜いて、命を懸けて援助した。  見事に江戸時代に生きた、武士の生きざ…

会員以外にも公開

読書会と課題著書を読書する

僕の所属する、山梨県立文学館読書会では、 毎年、主宰している鬼丸智彦さんが、1年間の課題著書と日程表を作ってくれる。 今年の課題著書は、 5月 井伏鱒二著「山椒魚」 6月 太宰治著「もの思う葦」 7月 芥川龍之介著「蜘蛛の糸・杜子春」 8月 吉村昭著「遠い日の戦争」 9月 松井十四季著「同調とバランス」(山梨文学賞受賞作) 10月 志賀直哉著「小僧の神様」 11月 瀬戸内寂聴著「手毬」 1…

会員以外にも公開

繋がりが見え隠れする読書会

もともと地図は好きで 行くあてもないのにガイドブック買って 地図を眺めて、、、なんてやってたんだけど、 夫も最近は地図の本をずっと見てるので 昨日チラシが入ってた地球儀を、、、と思ったら すごい高価で、、、(T_T) もっと安いのを買おうと思った。 今日から読み始めた『地政学入門』の 序章 地球儀片手に 平面的な地図じゃなくて 地球儀でこそ感覚的にわかるんだそうだ。 繋がってるなぁ。 今日読み…

会員以外にも公開

見たことがあっても読めない使えない

ウッドデッキで読書しながらティータイム♪ 甜茶とくるみをいただきました。 プラトンの「饗宴」(岩波文庫)は古い訳で 漢字が時に難しい。 電子辞書の出番だ♪ 怯懦、鞏固、背馳、潰走、、、読めますか? 仕事も少し片付けて 放送大学の通信課題もwebで提出♪ 9割正解か満点だったので合格間違いなし。 次に読むのはエーリッヒ・フロムの「愛するということ」 これも読書会の課題本。 タ…