「日本文学」の日記一覧

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児童書を読む

自粛生活が続き、この際だからと買ったままで読んでなかった本を読むことにしました。 児童書ですから文字が大きくカナもふってあります。読み易く面白いこともあり今年に入って4冊読みました。全部読めるかどうかは分かりませんが、35年振りに日の目を見る事になった本も喜んでる気がします。

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伊坂幸太郎「ルックスライク」を読んだ

この作品は、新潮文庫の「日本文学の100年の名作」の最終巻第10巻の中に入っている。 伊坂幸太郎は何だったか、前に読んだことがあって、その時はそのペダンティックさと言えばよいのか、ふわふわ浮ついた言葉の羅列だと感じてしまい、あまり良い印象は残らなかったが、今回のこの短編を読んで、思わず「うまい!」と言いたくなった。 高校生の男女とそれより少し上の男女の物語が並行して進んで行くのだが、最後にそ…

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「小説家の休暇」 三島由紀夫著

☆☆☆☆ 三島由紀夫の作品を読むのは何十年ぶりだろう。「金閣寺」、「潮騒」、くらいは読んだが、あまり波長の合わない人なので、それ以上、特に読みたいと思ったこともなく年月が過ぎた。過日、岡田 暁生さんの「音楽の聴き方―聴く型と趣味を語る言葉」を読んでいて、三島のこの本の内容に触れたところがあり、興味を持った。 この本は、「小説家の休暇」という日記風の読み物に、文学、演劇、美術などに関するエ…

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日本文学大好きな韓国

【韓国で最多販売作家の村上春樹氏、どの作品で1位?】(中央日報) 韓国出版界で「10年間最多販売」を記録した作家は日本の村上春樹氏であることが明らかになって話題になっている。 2005年から2015年2月現在まで、韓国大手書店の教保(キョボ)文庫で作家別の図書販売量を集計した結果、古典・現代、国内・海外、詩・小説(推理などジャンルも含む)・エッセイ集を含む文学分野のうち、過去10年間でも…