ここ1年近く、双極性障害(躁鬱病)の症状が安定している。32歳で発症して以来、ここまで長く寛解が続くのは初めてだ。 双極性障害の症状で厄介なのは、ずーっと希死念慮(死にたいという気持ち)が続くうつ状態の方では無く、脳内のある種のリミッターが外れる躁状態の方だと思う。 私的には、うつ状態の方が辛い。 だが、人としていかがなものか？という行動言動が続く躁状態の方が社会的にはヤバい。 家族というの…

今日は私の交通事故記念日です。 ２年前の１２月４日に九死に一生の交通事故を経験しました。 その日記はその頃に書いたので蒸し返しはしません。 でも書き切れない程の思いをしました。 ----------------------------------------------------- 加害者は８９才の高齢な男性ドライバーAさん。 その時は憎くて憎くて辛かった。 でもそのうちに、「罪を憎んで人を…

有楽町ホールで行われたエレクトーンコンクールが終わり、興奮が覚めやらない時に先生に「来年はＮさんも出てみませんか？」と言われ冗談にしても程があると思いました。 でも先生の目は本気でした。 こうして翌年のコンクールに出てみることになりました。 普通発表会なら２ヶ月前から、コンクールでは１年前から準備を始めます。 その気になるまで数日かかって先生に「頑張ってみます」と。 こうして私のチャレンジは…

時代は遡ります。 その頃は私は主任になっていました。 主任は形だけの役職名で仕事は皆と同じプログラマー。 見積もり課から応援依頼があり私は仕方なしに引き受けました。お客は○○建設というゼネコンでした。 コンピュータシステムの当社の見積もりがベラボウだと。見積もりの内容の説明に来いということでした。 私は舌打ちしました。 当時はソフトなんかタダだという時代だったのです。 私は見積の担当者…

私は東京で結婚式を挙げると直ぐに彼の任地のシンガポールで暮らすことになりました。 ある日、アラブストリートに出かけました。 シンガポールは熱帯でジャングルを切り開いて建設した都市です。突然のスコールは珍しくありません。 こんな時にはタクシーを拾えないのは同じです。 お店の軒下で止むのを待っていました。 すると店の中からおばさん風の女性が出て来て、中に入りなさいと。 私はそれを断り、地下鉄乗…

今週は週３日は自宅勤務です。 今日は自宅勤務の日だけど特に出来る仕事はありません。 午後１時から部の会議をオンラインで。 これといって適当な議題はなく予定の２時間はフリートーキングみたいな話しで終わるかと思ったら突然社長が画面に現れた。社長はオブザーバーの参加でしょう。ギョッ、ドキッです。 しかも社長はじっと私を見つめている。 私は慌てて装いやお化粧を点検して、「なんでござんしょう」という…

　これは私が小学5年だった頃のエピソード。 　そう。彼女の名前は、直子。 　「なおちゃん」と呼んでいた彼女は色白で小顔。　　　 　身長順に並ぶと前から数えるとすぐの私と違って、彼女は背も高くて、メガネをかけて聡明な女の子。そしてピアノがとても上手だった。 　そんな彼女は転勤族。 　転校時の挨拶で、同じ町内に越して来て、　　「趣味はピアノ」と耳にしたとき、幼少からピアノを習う恥ずかしがり屋で内気少…

母は岡山の生まれで亡くなった祖父のお墓は岡山の市営墓地にありました。 母は関東に嫁いでからはお墓参りも大変になり2年前にこちらに墓地を買い、お墓の移転をしました。 その時のエピソードです。 手続き等等大変なので娘の私が手伝いました。 まず市役所に行き、墓地返却の書類を作り提出しました。 墓地はきちんと整地しないといけない。 ネットで石屋を検索し、契約すれば全て石屋任せに出来簡単です。 さて…

同居人に見張られて夕食を作ってた 箸の上げ下げ・塩の持ち方 醤油の入れ方から 何か文句を言うネタを探してじっと見ている 魚も焼いた 豚もレッドソースとニンニク付けて焼いた 魚焼いてる時 豚を焼いてる時にも 焼き加減を見てたら投げ飛ばされる 白菜を洗ってこの間の白菜揉み菜より細く切った 塩も多めで漬物にした 命を込めて作ったから 普通なら三日後には普通の味で出来上がってると思う 売ってる漬物は何…

３年前のエピソードです。 ハワイ旅行の最終日は張り込んでサンセット・クルージングでした。 ワイキキの浜からダイヤモンドヘッド沖まで往復４時間のクルージングです。 ディナーとハワイアンダンスのショー付きです。 夕暮れ時に出航します。 大広間にいくつものテーブルがセットされ一テーブルに３組のカップルが座りディナーが始まります。 料理はコース料理で前菜からメインまでのお決まりの料理です。 宴を盛り…

当時、会社のビルは耐震工事で各部門ごとに他のビルに仮住まいしていました。 私のＩＴ部門は神田日本橋の小伝馬町にあるこじんまりしたビルの5階に。 9階建てだけど面積は狭いノッポビルです。 私達３０名は超多忙で連日遅残業していました。 そんな時にドジな私はプログラムミスをしてしまったのです。 プログラムの修正は応援は出来ない、本人が根気よくコーディングし直していくしかないのです。 私は覚悟をして…

私が所属する書道団体は、大阪南に本部が有り、全国で約１０００人程度の会員をようして毎月作品制作と審査を行っています。当然ながら、その合間に日展や読売書法展や日本書芸院展・全関西美術展などに大作を出品しています。 従って、毎日休む間もなく次々に作品の制作に取り組んでいます。更に、そのレベル向上の為に書法研究会を春と秋に行っています。講師は社中の最上位の先生方によってそれぞれに得意とするテーマについ…