「徒然」の日記一覧

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100歳のお袋の生き甲斐

 古里に住んでいるお袋の生き甲斐は、 裏の畑で育てている野菜や、旬のものを 息子に送ること・・・。ありがたい事です。  昨日摘んだ「蕗」40本ほどが宅配便で今朝10時 届いた、さあ大変、家内と娘が大慌て、新鮮な内にと、 料理を始めた。  私は食べる人、妻は料理作る人、、、 そんな約束で連れ添い50年、全然料理が出来ないが、 友人や実家から季節のものが届く。  人の輪に感謝です。 *写真 左 …

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『日々の俳句』2022

★ 音もなく舳先触れあふ花いかだ     楪 @おともなく へさきふれあう はないかだ ★ 花筏黄泉に誘ふ銀の櫂 @はないかだ よみにいざなう ぎんのかい ★ 櫂しずく白銀の糸花いかだ     白銀=しろがね   この美しい季語は何物にも代えがたい。一句追加。 思い入れのある季語なので三句詠みました。

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『日々の俳句』2022

★ 漣の千鳥ヶ淵に花の冷へ      楪 @さざなみの ちどりがふちに はなのひえ 昨日は一気に寒気が入り真冬の寒さに震え上がった。

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『日々の俳句』2022

★ 初桜天より妻の笑み零る      楪 @はつざくら てんよりつまの えみこぼる 施設の庭の桜が咲き初めた。 妻が逝って3回目の桜が咲いた。 幾歳一緒に眺めた団地の桜も 今年は咲き初めただろうか。

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『日々の俳句』2022

★ 十一年の記憶覚ませし春の地震      楪 地震=なひ  皆さん被害はありませんでしたか? ぐっすり寝込んでいた時の強い揺れで あの悪夢が蘇りました。

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『日々の俳句』2022

★ 春うららセラピーねこのたまとゐて   楪 ★ 朝マックして本日もうららなり 私が入っている施設にはアニマル・セラピーの犬のジョンと 猫のたまが飼われていて入所者に大人気で毎日癒やされている。

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『日々の俳句』2022

★ 春の雨逢魔が時もやはらかき    楪 @はるのあめ おうまがときも やわらかき *「逢魔が時」とは、妖怪や魔物に遭いやすいといわれる時間帯のことです。夕方、薄暗くなっていく時間帯をいい、昔からこの時間帯には出歩かない方がよいとされてきました。 気温も上がりもうすぐ桜時、降る雨にも春の気配が・・・

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『日々の俳句』2022

★ 山笑ふ湖に一卵双生児      楪 @やまわらううみにいちらんそうせいじ ★ 地図にある同姓の山笑ふとや 「春句会」の兼題「山笑ふ」を二句詠んでみました。 俳句は十七文字の詩形なので みづうみ を省略し うみ として表現がゆるされる。

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『日々の俳句』2022

★ 啓蟄の靴音高き丸の内      楪 ★ 啓蟄や五大陸は水の上 都心では啓蟄なんてアスハルトに覆われ土は無く死語かも・・・ 啓蟄(3月5日)で二句 啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。

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『日々の俳句』2022

★ 鳥帰る妻のふるさと道東を    楪 妻の生まれ故郷は北海道の斜里郡清里町だった。 道東の名峰斜里岳の麓。 今は誰も居ない。

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『日々の俳句』2022

★ 一文字で趣かはる二月尽      楪 @ひともじで おもむきかわる にがつじん 長く厳しい寒さが続いた如月も今日で終わる。 明日からは三月弥生、横棒一つで季節感が激変する。 遠からず桜の開花となります。

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『日々の俳句』2022

★ 搾り出すアスパラガスにマヨネーズ    楪 ★ 春の昼バター流るるパンケーキ ★ やはらかきこゑよみがへるよもぎ餅 春の美味しい物で三句。 アスパラガス《季・春》 蓬餅の句は亡き妻への追憶。

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『日々の俳句』2022

*抹茶ラテストローのぼる余寒かな     楪 昨日、日当たりの良い施設のサロンの席で。。。 外はまだ寒々とした早春の景。

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『日々の俳句』2022

*犬ふぐりかつては字のあり処    楪 字=あざ、処=ど、ところ *冴返る独歩の宙の武蔵野の *又の世へせゝらぎ連れて青き踏む ★タイトルの『日々の俳句』は一番弟子だった故闌音さんを偲んで掲げました。