「薪能」の日記一覧

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お弔い観劇

仕事の先輩に“狂言”などで、謡い・鼓を打つ人が居た。 新聞に週末、松阪城で『薪能』が行われるとあり思い出す。 先輩は、娘を連れて観に行ったきり亡くなられてしまった。 お葬式には行ったものの、その後の転勤で行けなくなった。 昨夕、この際とばかり“弔い観劇”のつもりで出掛けた。 土曜日、お城にはイス席のまん前に桟敷席が用意されている。   「この桟敷席には座って良いのでしょうか?」   「ええ〜自…

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行って来ました「薪能」!

東京都庁前のビルの谷間を吹き抜ける風は、涼風其の物で結構な薪能でした。 玉井は始めて見る能だ。 古事記を題材にした海彦と山彦のお馴染みの神話だ。 演じられるのは珍しい作品らしく、得した気分。 狂言は「樋の酒」。 判り易く面白かった。 最後は有名な「羽衣」で、この能舞台は何度か見た事が在る。流派により舞い方が違うと言う事であったが、解らないのも当たり前、能鑑賞の初心者です。 能と狂言を挿…

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<真夏の夜の楽しみは、花火ばかりとは限らない!>

夜の戸張が降りて来ると、真昼の猛暑も多少は和らぐ。 熱帯夜と言えども、風鈴を鳴らすだけの微風でも涼風と言える。 蚊取り線香も夏の風物詩。 風鈴の音と共に漂う蚊取り線香の香りと煙は、何とも言えず良い物だ。 河原で川風に吹かれて見上げる花火も確かに夏の風物詩だが・・・・・・・・ 薪能と言うのも良い物だ。 佐渡まで見に行った事もある。 能とは?等と言うしち面倒くさい事は、何も知らない。 篝…

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名駅薪能(無料)

名古屋駅前のタワーズガーデンで毎年行われる薪能。 狂言師の野村萬斎などが観られる上“無料”が嬉しい。 勿論、本格的な能や舞囃子も観られる。 HP上で簡単なエントリーもできるので申し込んだ。 狂言や能は子供が小さい頃、松阪城の薪能で知った。 知人が謡いと鼓をやっていたので聴きに行ったのだった。 舞台の前には薪が赤々と灯され、真っ暗な中で芝居は始まる。 もともとは芝にムシロなどを敷いて座ったのだろ…