「奈良国立博物館」の日記一覧

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奈良国立博物館に行ってきました。

昨日(8/5)、奈良国立博物館で開催中の特別展「奈良博三昧-至高の仏教美術コレクション-」(7/17~9/12)を日帰りで見に行ってきました。 今回の特別展は、奈良博の約2000件ある館蔵品の中から代表的な246件(うち国宝13件、重文100件)を選んで展示することによって、日本の仏教美術の歴史をたどろうとするものです。東博の「聖徳太子と法隆寺」「国宝 聖林寺十一面観音」や京博の「京(みやこ)…

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奈良国立博物館の自己紹介(特別展・奈良博三昧〜至高の仏教美術コレクション〜①)

●初の試み撮影フリー展 新型コロナ緊急企画(かどうかは知りませんが)、奈良国立博物館の珠玉のコレクションを網羅した特別展、 『奈良博三昧〜至高の仏教美術コレクション〜』 が開幕しました。 (画像が多いのでアルバムリンク https://smcb.jp/albums/3840462) 県を跨いでの企画が困難なため、なんとか自前で賄っての特別展なのかなと、勝手に思っています。 でもそれができるとこ…

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【奈良博の「聖徳太子と法隆寺展」に行ってきました。】

昨日(4/27)、奈良国立博物館で開催中の特別展「聖徳太子と法隆寺」(4/27~6/20)を、日帰りで見に行ってきました。 今回の特別展は聖徳太子の1400年遠忌(回忌)を記念して開催されるものです。展示内容は、聖徳太子と法隆寺に関する貴重な文化財が、色々な分野から207点(うち国宝36点)集められていました。全体的に仏像のウエイトが大きいのですが、その中でも注目すべき像は、特別展のポスターに…

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奈良国立博物館に行ってきました。

昨日(2/25)、展示替えがあった奈良国立博物館の「なら仏像館」に行ってきました。 「なら仏像館」の今回の展示替えは、修理が終わった「金峯山寺 金剛力士像」を特別公開するためものです。その他の仏像は展示場所を移動したものが幾つかありましたが、大きな内容の変更はありませんでした。なお、現在、金峯山寺の仁王門が修理中で、金剛力士像は仁王門の修理が終わる令和10年頃まで「なら仏像館」に継続的に展示さ…

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奈良国立博物館「正倉院展」

先週、今年も奈良国立博物館で開催されている「正倉院展」を見てきた。何処も事前予約が必要だから、」計画的に行動をとらなければいけない。こんかいは、go-to-travelを利用して、和歌山・京都も回ってきた。予約で人数制限のため、混雑していないのはいいが、何か盛り上がりに欠ける(贅沢か?)。   ※今年の特色 ・地味(華麗な目を見張るものが少ない)で、作品全体が小粒 ・初出陳が3点 ・薬関係(12…

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よみがえる正倉院宝物展に行きました

今日(7/14)は、コロナ禍のため延期になっていた「御大典記念よみがえる正倉院宝物・・再現模造にみる天平の技」を見に奈良国立博物館へ行ってきました 仏像館含めて3時間ほどかかりました 緻密な細工に感嘆の連続でした なお、この展示の期限は9月6日までです

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奈良博の「毘沙門天」展を見に行ってきました。

2月8日、奈良国立博物館の特別展「毘沙門天-北方鎮護のカミ」(2/4~3/22)を見に行ってきました。 今回は全国の「毘沙門天像」の名品を集めた特別展で、出展件数は37件、うち国宝2件、重要文化財18件です。選りすぐりの毘沙門天ですが、展示件数37件は、じっくり見るのに丁度いいボリュームの様な気がします。流石に奈良博の特別展らしく優品・美仏揃いで、見ごたえがありました。通常スタイルの「毘沙門天…

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興福寺と奈良国立博物館に行ってきました。

12月10日(火)、今回は興福寺と奈良国立博物館の周辺を廻って来ました。 まず、興福寺は国宝館と東金堂へ行きましたが、前回行ったのは昨年の11月だったので1年ぶりということになります。興福寺の仏像は、超有名な「阿修羅」や「仏頭」を初めとして素晴らしい像ばかりで、何回見ても感動する何かがあります。 その後、奈良国立博物館では、特別陳列の「重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原板―文化財写真の軌跡…

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奈良国立博物館「第71回正倉院展」

奈良、京都と旅行してきました。 まず、奈良国立博物館「第71回正倉院展」から。 ・今年の正倉院展は、北倉14件、中倉8件、南倉17件及び聖語蔵2件の41件(そのうち初出陳は4件)の宝物が出陳されたとのこと。また、天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物の成り立ちと伝来に関わる宝物が多数出陳されているとのことで、期待して行った。 ・正倉院に伝わるの宝物は、長年にわたる修復・保存の賜物だ。修復されて…

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奈良国立博物館「法徳寺展」を見てきました。

奈良国立博物館で開催中の、特別陳列「法徳寺の仏像」-近代を旅した仏たち-(7/13~9/8)を見てきました。 「法徳寺」(ほうとくじ)と言うのは、奈良市の市街地にある、中規模の寺院です。この「法徳寺」のすぐ隣が地蔵石仏龕で有名な「十輪院」です。 「法徳寺」の本尊は法隆寺伝来と言われる阿弥陀如来立像(平安時代後期)ですが、法徳寺で注目されるのは、ある実業家のコレクションからこの寺に寄進された約…

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奈良国立博物館と元興寺・大安寺に行ってきました。

6月8日(土)、実家に帰省したついでに、奈良県まで足を延ばして、奈良国立博物館で開催中の「藤田美術館展-曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき-」(4/13~6/9)を見に行ってきました。博物館の展示を見た後、奈良市内の「元興寺」、「大安寺」等を廻ってきました。 藤田美術館と言うのは、明治期に活躍した実業家・藤田傳三郎(1841~1912)とその息子の平太郎、徳次郎の3人によって収集された美術工芸品…

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奈良国立博物館の仏像館と特別陳列を見てきました。

昨日(2/10)、奈良国立博物館へ行って、「なら仏像館」と「新館」の特別陳列2本「お水取り」・「鎌倉時代の唐招提寺と戒律復興」を見てきました。 1.「なら仏像館」名品展「珠玉の仏たち」(常設) 「なら仏像館」は、飛鳥時代から鎌倉時代までの、国宝、重要文化財を含む常時100体近くの「仏像」を展示する、国内の博物館では最大規模の仏像展示です。 常設展ですが、展示の入れ替えがあるので、時々は見に行く…

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「正倉院展」(奈良国立博物館)を見てきました。

11月9日(金)、奈良国立博物館で開催中の第70回「正倉院展」(10/27~11/12)を見に行ってきました。私が「正倉院展」を見るのは、高校時代以来で、実に52年ぶりです。 そもそも、正倉院宝物とは、東大寺大仏の造立を発願した聖武天皇の遺品を、お妃の光明皇后が大仏に献納したことに始まりますが、その後、東大寺の重要な儀式に使った法具類なども加わり、その数は約9000件に上ります。1200年以上…

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奈良国立博物館「糸のみほとけ展」を見てきました

奈良国立博物館で開催中の、修理完成記念特別展「糸のみほとけ」-国宝綴織當麻曼荼羅と繍仏-(7/14~8/26)を見てきました。 「糸のみほとけ」とは、刺繡(ししゅう)や綴織(つづれおり)など「糸」で表された仏の像のことで、特に古代では数多く作られ、大寺院の一堂の本尊とされる花形的存在であったそうです。 実は、私も、糸で表された仏については、仏像と比べると地味な存在と言う先入観を持っていたのです…

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そうだ!奈良に行ってみよう!!

大阪に行く途中、奈良国立博物館で「糸のみほとけ」を観に行きました。本来、刺繍絵には興味はなかったのですが、自分が受講中の美術講座の先生が今夏のオススメ(マニアックな)展示ということで、寄ってみました。(^^) こういう未知の世界は音声ガイドが重要です。絵画と違い刺繍や織りものは、手間の割に地味だし、作者として名が残るわけではありません。そのなかで技法を編み出し、良いものを作ってゆく世界感というの…